今年の予感

明けましておめでとうございます。と書きながら、すでに2週間も経過してしまった。時間の経つのは速いものである。
今年の予感、とは大仰しいいタイトルであるが、年の始めの運試しならぬ勘試しとして好き勝手記載してみる。
幼少の頃から悪い予感は当たる性分なので、あまり気分は乗らないけど、年末の答え合わせを楽しみに。
日本経済の復活、復権は期待薄。これはかなりの確率で当たりそう。昔は経済一流、政治三流といわれたものだが、今は、経済三流、政治は評価できずという状況。政府や経済団体、労組が賃上げを声高に叫んでいるが、底上げという賃上げが無理であろう。賃上げをどういったメジャーメントで評価するのだろうか?ベースアップに決まっている!と言ったところで、片手で正社員のベースを上げながら、もう一方の手で非正規をブラックに使うという、裏表のある経営を疑ってみたくなる。移民政策を含む労働市場の流動性が今のままでは、このやり方がまかり通るのだ。市場という「器」が機能しない限り、政治家や一部の経営者の自己満足の終わってしまうだろう。
この事実の延長上の事象として、なりたい職業の上位に「公務員」「会社員(多分正社員のことだろう)」が連ねることになる。こんな国、社会である限り少子化も止まらない。夢を喰う「バク」とは少々違うが、人間にも夢と希望は必要。目覚めている間に見ることのできる夢の最も俗な事象はより豊かになること、言い換えて多くの報酬を得ることである。小手先のバラマキでこの夢を見ることができると思う人は少ないだろう。
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