薔薇の楽しみ

毎日、猛暑と暗いニュースがこうも続くと、なんとも言えない閉塞感を覚える。サステナビリティを念仏のように唱えながらも、エネルギー、食糧、人手、全てが不足している。どうなるのだろうか?
個人でできることは何か?と、ずっと考えていた中で、家庭菜園、太陽光発電、電気自動車等々、環境にやさしい行いを継続している。地球全体からは微々たるものなのだろし、不経済な道楽なのかもしれないが、何となく気分がいい。どのように気分がいいかのか?については、近々、V2Hを設置予定なので、詳しくは後日ということで。
そんな「勝手に地球を思いやる個人的試み」の中では、密かな喜びを感じる時も多々ある。例えば、薔薇栽培。間違いなく薔薇のクライマックスは、花である。でもそれに至るプロセスは、結構面倒。トゲはあるし、虫食いや病気は日常茶飯事。美しさを享受するためにの代償は、あまりに大きい。実際に、栽培を止める人も多い。しかし、そのプロセス、水やり、剪定、植え替え等々こそ、実は面白いと思うようなったのは、はじめて10年以上経ってから。今では、開花より、新芽の発芽に喜びを感じるようになった。古くなって成長力を失った枝を切ることには躊躇もあるが、それを実行しないと結果的には生命力は落ちる。花は綺麗だけど、あとは散るのみ。
取り止めのない内容になってしまったが、身近な日常からもサステナビリティの重要性を実感できるのだ。あらゆる生物には、新陳代謝が重要なのだ。このことは、会社、社会にも該当するに違いない。