Recruiters BLOG

2020.12.20report

DXと人材

DXと聞くと人と縁遠くなる気がするが、決してそんなことはない。
AIだのRPAだの、OCRだの、自動運転だの、なんだかんだたくさんの言葉が飛び交うが、結局人が仕切るのだ。
人間の欲望がベースになって、人が、デジタルデータやITツールを利用して組み立ていく。
AIが会社を経営しているという話は、今のところ聞いたことはない。
AIとロボットが自動運転の自動車を製造したという話も聞いたことがない。
DXは魔法ではない。DXには人が不可欠なのだ。
ただし、人というだけで役に立つとは限らない。
この事実は普遍的であるが、DX により、その境界がさらに変化している。「一部の特別な人材+大部分の普通の人材」の時代から、「進化する人材+取り残される人材」にパラダイムシフトが起きているのだ。
これこそがDXの要望であり、裏の顔である。なので、どんな種類であれスペシャリストに進化することが求められ、人材が2極化していく。
このVUCAの時代、DXの時代に役立つであろう進化した人材、あるいは進化できる人材とそうでない人である。我々人材紹介業に携わるものの使命は、クライアント企業がこの点を見極めるお手伝いをすることであり、同時に、自らの能力を磨き、進化し続けることのできる人材を、より高いステージでの活躍を叶える企業との出会いを実現することだと考えている。